【太極拳(たいきょくけん)とは】
太極拳(たいきょくけん)は中国の長い歴史の中から生まれた中国武術の一つ。
健康法としても高く評価されている。
円に沿った流れるようなゆったりとした動きが特徴であり、健康、長寿にもよいとされ、中国などでは朝の公園などで集まって練習している姿も見られる。
拳法一般のイメージとは対照的にコントロールされたゆっくりとした動きを多く含む。
その特徴から実用的な武術ではなく健康体操と捉えられる場合が多いが、古い歴史と高い実用性、高度な技術を備えた立派な武術である。
他の中国拳法に比べ姿勢を重視し、大きな筋肉に頼らず強大な力を発揮できる。
武術としての太極拳では、あまり使われない筋力などを強力にし、その力を最大限に使うために姿勢に厳しい。修練時は正しい姿勢を得る為にゆっくりと行うのだが、これがわからない場合、使えない。
中国の公園や広場で早朝に見られる太極拳は簡化二十四式太極拳と呼ばれ、複雑で難度の高い伝統的な太極拳を一般に広く普及させるために中国体育委員会が制定したものであり、健康法的側面が強い。
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