東洋医学・代替療法ガイド



【マイナスイオン】

マイナスイオンを大量に発生させる装置のある部屋などで15分から40分をすごすことにより難冶性の疾患に期待が持たれている。

しかし、このマイナスイオンなる言葉は、マイナスの電荷を帯びたイオンすなわち陰イオン(アニオン)と混同されることがあるが、マイナスイオンに科学的定義はない。

また、「マイナスイオンが疲労回復・精神安定を始めとする様々な健康増進効果をもたらす」という主張については、これらの効果は証明されたものではない。

よく主張される滝の側の爽快感とは、飛び散った細かな水滴が気化する時の気化熱による空気の冷却と、都会の喧騒から離れた場所で、空気が清浄なこと、緑が目にやさしいこと、風が涼しいこと等々の複合的な要因によるものであろう。
いずれにしても科学用語ではないマイナスイオンなるもので説明する必要はないともいえる。

今後、マイナスイオン商品生き残れるかどうかは、それは健康作用への臨床実証ができるかどうかの一点にかかっている。
もし、実証ができなければ、やはりマイナスイオンは疑似科学であったと結論付けられるであろう。



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